住まいを考える。

家族の数だけ住まいのバリエーションがあると思います。
私たちの仕事は頭の中でボヤッとしている理想の住まいのイメージを、はっきりとしたカタチにするためのお手伝いをすることです。
理想の暮らしができる住まいを、一緒に考え、一緒につくりませんか。

 
 

「住まいの記憶」

あなたにとって理想の住まいはどんなイメージですか?
生まれ育った古里の風景を懐かしく想うように、生まれ育った住まいの記憶も心の中にあるものです。それは、陽のあたる縁側だったり、背丈を記した柱の傷だったり、みんなで囲む食卓だったり・・・
そこには一緒に過ごした家族の姿も想い出されているのではないでしょうか。小さな頃に過ごした住まいを想い出すと何だか心がホッコリしてきます。
家族と過ごす暮らしの背景に、住まいの記憶も刻まれて行きます。

住まいづくりは無限の組み合わせ

住まいづくりをお手伝いしていて、「地震に強い構造は何ですか?」「床はどんな材料が長持ちしますか?」といった、建物のハードウエア関する質問をたくさんいただきます。そのどれにもたくさん選択肢があって、それらの無限の組み合わせにより住まいは構成されています。全ての選択肢を知ることは膨大な時間が必要なので現実的ではありませんし、それでは住まいづくりが苦しいものになってしまいます。私たちの役割はこれらの専門的な知識を駆使して、その家族にフィットする組み合わせを提案することだと考えています。 そして提案した組み合わせのメリット・デメリットをご説明したうえで、納得した住まいづくりの環境を提供することです。

住まいづくりのキーワード

では、提案された組み合わせを判断するにはどうしたらよいでしょうか?それは、住まいづくりで最も大切なことで、当たり前のようで案外忘れられている、家族みんなで「どんな暮らしがしたいか?」を話し合うことです。開放的な暮らしを希望する家族もあれば、プライバシーを尊重する家族もあります。念願だった趣味のスペースを叶える方もいます。家族の中で、夫婦でさえ意見が食い違うこともしばしばあります。私は家族の数だけ住まいのバリエーションがあると思っています。「どんな家に住みたいか?」でなく「どんな暮らしがしたいか?」が大切だと考えます。 これらのキーワードはほんの一部に過ぎませんが、住まいづくりを考えるきっかけになれば幸いです。

・ 一緒に暮らす

・・・家族みんなが共通に大切にしたいことは

・ 多様な価値観

・・・家族それぞれが大切に思っていることは

・ 様々な生活シーン

・・・住まいの中で繰り広げられる理想の生活とは

・ こだわりとわりきり

・・・どこにボーダーラインを設けるか

・ 家族の成長と変化

・・・家族構成の変化と生活の変化とを考える

・ 終の棲家

・・・将来の生活に備えることは

・ 次の世代に繋ぐ

・・・世代交代のことや地域との関わり

 

「家族の記憶に残る住まい」を考える

何気ない毎日を、いつもの生活を、安全に快適に過ごせること。
その家族の暮らしにフィットした住まいであること。
自分たちの理想の暮らしができる住まいを、一緒に考え、一緒に造り上げるよう心がけています。時々は工事現場に足を運んでもらうなど、住まいづくりのプロセスも楽しんでいただきたいと思っています。自分たちの住まいに理解と愛着が湧き、住まいづくりが大切な想い出になります。 家族と過ごす暮らしの背景に、住まいが記憶として刻まれて行く。
そのような「家族の記憶に残る住まい」を目指しています。

 
PAGE TOP