築５０年の木造住宅を改修。家族構成はご夫婦。ご高齢になられたご夫婦が、奥様の持病の進行を考慮され、末永く自立した生活を送ることができるように改修した。ご夫婦が主に過ごす部屋を改修の重点に置き、寒い廊下を通ることなく生活動線が短くなるよう、間取りを整理した。段差なく洗濯や園芸を楽しめるサンルームや、ワゴン式窓下収納、リフター付浴槽など、細やかな配慮がなされている。
■ 改修のポイント
1） 寝室を広げ、出窓を付けて外部への広がりを演出 2） 寝室の隣をトイレとウォークインクローゼットとに改修 3） 細長い廊下を広げ、居心地のよい広縁に 4） それぞれ独立していた居間・台所・洗面所をつなげ一体空間に 5） 浴室は多機能型ユニットバスに改修