魚切の家

専用住宅(母屋が隣の二世帯住宅)

実家の隣に家を建て、子育てを応援してもらいながら農業を手伝うといった支え合える関係に。自然豊かな環境で、コンパクトな中にも遊び心がちりばめてあるガレージハウスだ。

所 在 地  広島市佐伯区上河内
構   造  木造
階   数  2階建
面   積  敷地面積 180.42㎡
       建築面積  70.18㎡
       延床面積 109.17㎡

 緩やかな勾配で棚田が続くのどかな田園地帯。若いご夫婦からの依頼で、ご実家のすぐ隣に住まいを建てたいという依頼だった。自然豊かな場所で、ご両親に子育てを応援してもらいながら、自分たちも農業を手伝うといった、お互いが支え合える暮らしを希望された。 老朽化していた納屋を取り壊して「若夫婦の家」を建てることになった。敷地内に農作業スペースを確保しながら「母屋」との関係が良好に保てるように建物配置と間取りを構成した。「若夫婦の家」は子育てをコンセプトとの中心として、家事動線が短くなるようコンパクトな設計になっている。同時に、吹き抜けを介して上下階の気配が繋がり、家族のコミュニケーションが取りやすい工夫がしてあり、キャットウォークの滑り棒や、ガレージにご主人の趣味スペースを設けるなど、コンパクトな住まいの中にも遊び心がちりばめてある。性能面では木造の外断熱(外張断熱)工法を採用し、基礎のコンクリート全体を暖める蓄熱式床暖房を設置してある。家中どこにいても同じ温度が保てる快適な環境と、建物の高い耐久性が得られた。

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